かくどー77
◎『小説家・ライターになれる人、なれない人 あなたが書けない本当の理由』
スーザン・ショフネシー著
宮崎伸治訳
(同文書院)
読みました。
気になったところ
「私は小説を書き始める前に、心の奥底に平静さ、
優雅、機知の基準が持てるように『カンディッド』を
繰り返し読むようにしています。」
W・サマセット・モーム
心は真似をします。よい作品を読み続けていれば、それに感化されます。
これは、単に盗作するのとは違います。
他のライターの書き方を真似するのとも違います。
名文家と付き合っていれば、自然によいスタイルが修得できるのです。
ライターも同じなのです。名文を読んで感激し、精神の高揚を感じたら、
その秘密の何かしらを、無意識の領域に蓄えるのです。
「もしもあなたに外聞をはばかる秘密があるのなら、それを書きなさい。」
キャロリン・マッケンジー
あなたが書くものの中にそのエネルギーが流れ、
書くものが生き生きとしてくるのです。
秘密そのものはつまらないもので、生命力もありません。
しかしそれを、生き返らせることができるのです。
読みやすくわかりやすい本でした。
手元において何回も読みたくなる本で
また読むでしょう。
#◎『小説家・ライターになれる人、なれない人 あなたが書けない本当の理由』
スーザン・ショフネシー著
宮崎伸治訳
(同文書院)
# スーザン・ショフネシー著
宮崎伸治訳
# (同文書院)
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