書く恋慕かくどー6
◎『文章のみがき方』 辰濃和男著 (岩波新書)
読みました
気になったところ
Ⅰ 基本的なことを、いくつか
1 毎日書く
よしもとばななの文章から
2 書き抜く
鶴見俊輔の文章から
3 繰り返し読む
村上春樹の文章から
〜
7 小さな発見を重ねる
向田邦子の文章から
という流れで、有名な作家の文章や言葉等で紹介されています。
Ⅱ さあ、書こう
1 辞書をてもとに置く
井上ひさしの文章から
〜
13 抑える
復本一郎の文章から
Ⅲ 推敲する
1 書き直す
板坂元の文章から
〜
8 流れを大切にする
三島由紀夫の文章から
Ⅳ 文章修業のために
1 落語に学ぶ
水川達夫の文章から
〜
10 渾身の力で取り組む
串田孫一の文章から
かなり情報量も多く、参考文献、参考文章も多くためになり、手元において何回も読みたくなる本でした。
鶴見俊輔 『 文章心得帖』 潮出版社
谷崎潤一郎 『 文章読本』 中央公論社
加藤周一 『 読書術』 岩波現代文庫
藤沢周平 『 小説の周辺』 文春文庫
井上ひさしほか 『 井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』 新潮文庫
武田百合子 『 絵葉書のように』 、週刊朝日編 『 私の文章修業』 朝日新聞社
水上勉、瀬戸内寂聴 『 文章修業』 岩波書店
「わ たしの文章心得」 『 ちくま日本文学全集・中野好夫』 筑摩書房
佐藤忠男 『 論文をどう書くか』 講談社現代新書
板坂元 『 何を書くか、どう書くか』 カッパ・ブックス
大岡昇平 『 翻訳しながら・・・・・』、週刊朝日編 『 私の文章修業』朝日新聞社
「 戦後文章論」 『 定本坂口安吾全集( 八) 』 冬樹社
三島由紀夫 『 文章読本』 中公文庫
丸谷才一 『 文章読本』 中公文庫
江國滋 『 名文に毒あり』、週刊朝日編 『 私の文章修業』 朝日新聞社
向田邦子 ゆでたまご